腐食環境や高温使用条件下でのファスナー締結設計は、対策としてステンレス鋼やニッケル合金鋼製のファスナーを使用しますが、 それらの材料特有の性質・限界のため、設計者は強度やコスト等いろいろな妥協の中での設計を強いられてきました。
1660年創業のスウェーデンBUFAB社の『ステンレスの常識を超えたステンレスファスナー』Bumaxは、設計上のあらゆる妥協を解決します。
↑Bumaxによるコンパクト設計の一例
Bumax109を使用、右側のフランジジョイントを左側のような縮小化に成功。(比較のためタバコ箱を添えました)
SUS304(A2-50)の4倍、SUS316(A4-70)の2倍の耐力
ステンレス鋼でありながら鋼製ボルトと同じ強度クラス10.9を満足するBumaxは、一般ステンレスファスナーであるSUS304(A2-50)及びSUS316(A4-70)と比べ、それぞれ4倍、2倍の強度(耐力)を有します。 SUS304(A2-50)の20ミリ径のボルト設計をBumaxでは10ミリ径まで小型化でき、重量比で4分の1の軽量化を達成しました。
海洋環境下での10年テストでも腐食の発生は無し
合金元素含有機能評価試験でCR3を下回るBumaxは過酷な10年間の海水暴露試験でも腐食は発生せず、 硫酸腐食試験でも(SUS304を10倍上回る)SUS316と比べ3倍の耐食性を証明。 海中に露出する船舶使用でも30年の耐食性を保証。他のステンレスファスナーを凌駕する圧倒的な耐食性を保証します。 ※CR3(Corrosion Rating)
大気中の最高使用温度600°Cを保証
SUS304・SUS316は通常400°Cまで使用可能ですが、Bumaxは50%アップの600°Cまで使用可能です。 マルテンサイト系材料を熱処理するとこで強度を高めたステンレスファスナーでは、最高使用温度をBumaxの3分の1の200°Cに設定しています。 ここでもBumaxはあらゆるステンレスファスナーに比べ抜群の耐熱性を発揮します。
比透磁率1.007(Bumax88)抜群の非磁性
ステンレスの特性のひとつに非磁性があります。比透磁率が1.0に近ければ近いほど非磁性と言えます。(いわゆる磁石に付かない) SUS304(A2-70)でも比透磁率が1.4ですから、Bumaxが有する1.007(SUS304比で約60分の1)の優れた非磁性がお分かりいただけます。 非磁性環境を必要とする各種電子機器に安心してご使用いただけます。
高価なニッケル合金を廉価な標準ファスナーに転換
今までは耐食・耐熱性を落とさずに高強度ファスナー締結設計を行う場合、A286やINCO716等のニッケル合金を使わざるを得ないのが実情でした。 反面ニッケル合金ファスナーは大変高価でコスト面では大きなハンディキャップとなっていました。 Bumaxはオーステナイト材に特殊化学成分を配合したスウェーデン鋼SUS316HiMoを材料に六角ボルト・六角穴付きボルト・ナット・ワッシャーを ミリ・インチの両方で標準生産しておりますので、短納期と合わせ、コスト削減に大きく貢献します。
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Bumaxは、耐食・耐熱性を落とすことなく、鋼製品と同じ強度区分8.8、10.9を保証する『理想のステンレスボルト』です。 大径ボルトの使用や本数を増やす等の設計上の妥協はもう要りません。
■ボルト強度比較 ■機械的特性比較
■Bumax高強度(耐力)特性によるファスナージョイントの縮小化
Bumaxが使用するスウェーデン鋼316L HiMoは炭素を少なくし、クロム・ニッケル・モリブデンを増加させた特殊合金です。 SUS304やSUS316を上回る優れた耐食性は勿論、応力腐食割れや孔食・隙間腐食に対しても優れた特性を有します。
■化学成分比較・硫酸腐食試験チャート
■温度別残留耐力の変化と比較 ■比透磁率比較
スウェーデンBumax ステンレスファスナー輸入総販売元
SPSアンブラコ株式会社
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