商社の使命とは何か。第一ボールトは生産地卸商社として、長い歴史を歩ませていただいています。ねじの流通を担い、製品の価格決定までをも
裁量として請け負う。日本だけに発達したこの独特の制度の中で、確かに私たちは生活の向上、産業の発展に寄与してきたに違いありませんが、
実感としては、そんな大義名分はありません。
激動と称される「昭和」、特に二十年から始まる戦後は誰もが驚くほどのスピードで変化を続けました。そんな中で産声を上げ、これまで私たちは
一体何ができたんだろうと振り返りますと、たった一つ、形のないあいまいなものが、ともに走り続けて来たお取引先様との間に築くことのできた
「信頼」とか「絆」。これしかないのです。
これを守り続け、深めていくこと、これが第一ボールトの次の歴史です。
沿革概要
1957年 10月 |
大阪市西区西長堀において、小林良三が個人営業にて「小林良三商店」を創業。ねじ類の卸を始める。 |
1959年 5月 |
資本金800万円により法人組織に改め、第一ボールト株式会社を設立。小林良三、初代社長に就任。 |
1962年 5月 |
ユーザーの直接紹介や引き合いの顕著な増加に対応するため、直需専門の営業第二課を新設。 |
1962年 7月 |
資本金を3,000万円に増資。 |
1964年 3月 |
将来の発展を期し、同上住所に本社および本社倉庫を新築。 |
1969年 3月 |
流通業務の拡大を図り、大阪市西区境川に境川流通センターを新築。 |
1969年 7月 |
資本金を4,500万円に増資。 |
1975年 7月 |
小林良三、会長に就任。吉田道夫、社長に就任。 |
1977年 11月 |
寺川武夫、社長に就任。 |
1979年 3月 |
境川流通センター隣接地に本社および本社流通センターを新築移転。 |
1984年 12月 |
年々増加する管理業務の組織化、合理化のため、オフィスコンピュータを導入。 |
1986年 5月 |
寺川武夫、会長に就任。小林三洋、社長に就任。 |
1991年 10月 |
ユーザーニーズの多様化とジャストインタイムに応えるため、流通センターを新築。 |
2000年 3月 |
パソコンによる受発注一貫管理システムを導入。 |
2005年 11月 |
新受発注管理システムの拡充により、業務のさらなる効率化を図る。 |
2008年 10月 |
千葉県松戸市 株式会社渡辺工業所(冷間圧造メーカー)、現・ファスニングディワンを子会社とする。 |
2012年 3月 |
受発注システムのバージョンアップにより、さらなる効率化を図る。 |
2018年 7月 |
小林三洋、会長に就任。上林浩二、社長に就任。 |
2022年 5月 |
大阪市西区境川より安治川に本社および本社流通センターを新築移転。 |